南小谷駅について

JR東日本 南小谷駅
1935年11月に大糸線の延伸により旅客駅として開業しました。JR東日本管轄の電化区間とJR西日本管轄の非電化区間の境にあり、在来線では唯一、異なる営業管轄の境界駅となっています。
1番線:信濃大町駅方面への発着に運用。JR西日本とは完全に切り離された路線。
2番線:主に信濃大町駅方面への発着に運用。
3番線:主に糸魚川駅方面への発着に運用。

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所在地長野県北安曇郡小谷村大字千国乙10356駅構造2面3線
緯度北緯36度46分28.68秒 / 東経137度54分30.01秒乗車人数81人/1日(2023年)
標高513.1m開業年月日1935年(昭和10年)11月29日
駅番号9所属事業者東日本旅客鉄道株式会社(運営管理)・西日本旅客鉄道株式会社
管理官番号▲510631所属路線大糸線
キロ程70.1km(松本駅起点)みどりの窓口あり
電報略号オタ←ヲタ備考直営および管理駅(東日本旅客鉄道株式会社)
1935年 開業日を迎えた南小谷駅
1980年 当時の南小谷駅
1985年 開業50周年を迎えた南小谷駅
現在の南小谷駅

南小谷駅へ乗り入れている現役車両の紹介

   

JR東日本E127系-100番台
平成7年に登場し、長野支社と新潟支社管内の普通車向けに製造されました。大糸線では平成10年12月8日に運用が開始され、全24両が配備されました。現在では信越本線や中央本線、篠ノ井線などで運行されており、カラーリングは先代の115系や169系に準じた長野色(アルパインブルー&フレッシュグリーン)が採用されています。車体はステンレス製、動力は当初、東洋製のVVVFインバータ制御(GTOサイリスタ素子)という省エネルギー化に優れた比較的珍しいモーターがこのE127系のみで採用されましたが、製造から約20年が経過したことから、現在ではIGBT素子のものに置き換えられました。
A1-A12までの車両編成があり、そのうちA5-A12までの南小谷方先頭車には霜取り用のパンタグラフが搭載され、雪国に対応した車両となっています。編成は2両が基本となっていますが、朝のラッシュ時などに対応するため最大で6両までの増結が可能となっています。
なお、座席配置は同線内基準による東側には標準的なロングシートが配置されていますが、北アルプスがよく見える西側にはクロスシートが採用されていることも大きな特徴の一つです。

JR西日本キハ120-300番台
平成4年に登場、JR西日本管内の主にローカル線用に製造された小型気動車です。全89両が製造され、現在は関西本線・越美北線・高山本線・木次線・山陰本線・三江線・姫新線・津山線・因美線・芸備線・福塩線・美祢線など、多くの路線で活躍中です。
大糸線ではキハ52の老朽化に伴い、岡山気動車区から富山地域鉄道部に転属となった車両に置き換えられ、平成22年3月13日のダイヤ改正日から運用が開始されました。車体のカラーリングは岡山からの転属ということで、窓上下に橙色、腰部に赤の帯を配した「岡山色」のままとなっています。
また、キハ120は製造から20年以上が経過したことからリニューアルが行われ、つり革の改良や灯火類のLED化、運転席のガラス強化などの改造が施されました。
現在、富山地域鉄道部には3両(329・341・354番)が配置され、糸魚川運転派出に常駐しています。通常は1両編成での運行となりますが、繁忙期には2両に増結された姿を見ることができます。

JR東日本HB-E300系
平成22年に登場したJR東日本のハイブリッド式観光用気動車です。初走行は平成22年10月、信州ディスティネートキャンペーンに合わせて運行された「リゾートビューふるさと」になり、以後、「リゾートしらかみ青池」「リゾートあずなろ」「リゾートしらかみ橅」などで運用されています。車体は軽量なステンレス製で、全車両が耐寒耐雪仕様となっており、雪国での使用を想定された車両です。「リゾートビューふるさと」は主に週末、全席指定で長野-南小谷間を1日1往復を運行中。なお、平成23年3月、東日本大震災の影響で燃料供給の見通しが立たないことからE257系や485系「彩」による代走が行われたこともありますが、平成27年には利用者数が10万人を達成するなど、人気の列車となっています。
また、令和2年10月12日から令和4年12月25日まで長野県PRキャラクター「アルクマ」登場10周年を記念したラッピングを施して運用していたこともあり、現在でも1号車の11D席は「アルクマ」の専用席となっています。今回は「南小谷駅開業90周年記念号」として快速運行されることが決定しています。

えちごトキめき鉄道ET122形1000番台
JR西日本が所有しているキハ127系気動車をベースに製造された観光専用のリゾート系車両です。エンジンをはじめとする主要機器類等はET122形一般型と同じですが、外見・内装は大きく異なり、一部ハイデッキ構造の片運転台車両になっています。また、車体もステンレス製ではなく普通鋼が採用されています。主な運行路線である旧北陸本線区間は移管以前から電化されていますが、糸魚川駅~梶屋敷駅間には糸魚川方が交流電化(20kV60Hz)、梶屋敷方が直流電化(1500V)となるデッドセクションが存在し、輸送密度からのコスト削減を考えて気動車が導入されたという経緯があります。
2016年には日本産業振興会のグッドデザイン賞や2017年には鉄道友の会によるローレル賞などの受賞経験を持ち、長岡造形大学との産学連携でデザインされました。
南小谷駅には年に1度程度、不定期ながら臨時の特別列車「雪月花」として乗り入れを果たしています。今回はJRの企画旅行として、南小谷駅への臨時乗り入れが決定しています。